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「あれ、カバーどうしたの?」
私の通っていた小学校では防災頭巾にカバーを付けて座布団代わりにしていました。
防災訓練の際にはカバーを取り除き、かぶるのです。
赤い花の模様のある可愛いカバーは友達にも好評でした。
そんなある日、突然サイレンが鳴り教室内は大騒ぎ。
先生が
「防災訓練です、静かに!」
と言っても、3年生の私達はキャーキャーはしゃいでいました。
すでに自分の防災頭巾をかぶってる子もいたりします。
そんな中、私はひとり静かに青ざめていました。
訓練のサイレンに驚いた訳ではありません。
騒がしいクラスメート達に呆れていた訳でもありません。
なぜなら実にタイミングの悪い事に、私の防災頭巾にはまぁるいシミができていたのです。
昼休みギリギリまで遊んでいてトイレに行くのを忘れ、訓練のサイレンの鳴る少し前に
我慢しきれずおもらししてしまった証のシミが・・・。
何でこんな時に、と泣きそうになりながらも訓練だから頭巾をかぶらなくちゃと思い
素早くカバーを取り外すと、中は無事でした。
何事も無かった様に私は訓練に臨みました。
カバーを付けてて良かった・・・。
洗濯のため持ち帰ったので、翌日友達に
「あれ、カバーどうしたの?」
と聞かれた時はちょっと焦りましたけど。
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