スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
コンビニトイレに駆け込むも
今年の6月の初め頃のことです。
夜10時すぎくらいだったかな、コンビニへ買い物に行ったときでした。
その店は、駅前商店街とも近い大きな道路に面していました。
雑誌売り場から外が見えるような配置になっていて、前の交差点の様子がよくわかります。
立ち読みしながら何気に外を見ると、ちょうど交差点の信号が青から赤へ変わるところでした。
点滅し終わる前にって、走ることありますよね。
ちょうどそんなかんじで、20前後の女の子が3人、駆けてくるのが見えました。
ショッキングピンクのジーンズをはいた、いわゆるガングロの娘。
うす紫のキャミソールを着て、ショートの髪を金色にした娘。
黒のワンピースにパールホワイトのハイヒール、大人っぽいロングヘアの娘。
ピンクのジーパンの娘はスニーカー、金髪の娘は底上げのサンダルでした。
ずいぶん目立つ色合いだなと思って、何気なく眼で追っていました。
小走りに渡ると、まっすぐこっちへ来るのですが、なにか3人の様子がおかしいのです。
店の前まで来て、黒ワンピの娘が急に、つらそうに立ち止まってしまったのです。
腰をほとんど直角に近いくらいに曲げて、今にも前のめりに倒れてしまいそうでした。
他の2人は、両側から心配そうに声をかけています。
最初、酔って気分が悪いのかなと思いました。
蛍光燈に照らされたその娘の顔色が真っ青に見えたからです。
(吐くんならそんな真っ正面でやらないで、陰のほうにしろよな)などと思いましたが、その時…
ピンクのジーパンの娘がドアを押し開け、店内に入ってくるなり
「すいません!トイレどこですか?!!」と聞いたのです。
店員は突然大声で話し掛けられて、一瞬面食らった様子でしたが、
”一般のお客にトイレは貸せない”といった類のことを言い、言い争いが始まってしまいました。
(店の真ん前で吐かれるよりいいんじゃないか?)と思いながら、外の2人を見ると、
ワンピの娘がドアの取っ手にしがみつくようにして立ち上がろうとしている所でした。
そこへ店員といい争う声が一段と大きく、僕の耳にとび込んできました。
「だからぁ~(怒)規則がどうとか言ってる場合じゃないんだって~!
もー!あれ見てわかんないの!?ユキおもらししそうなのにぃ!」
僕は思わず、ユキと呼ばれたワンピの娘のほうへ思いっきり振り向いてしまいました。
ドアにつかまってやっと立ち上がったユキは、金髪の娘の腕にしがみついて、店内に入ってきました。
確かに言われてみれば、極端に内股だし、前かがみに下腹部を庇ってやっと歩いていました。
よろよろと足元も危なっかしい様子と、騒ぎで他の客も気がついてしまいました。
(僕の他に20代の男1人、30代の女性1人しかいませんでしたが)
騒然となる店内!
そのせいでか、頑固な店員もヤバいと思ったのでしょうか。
慌てて、僕と女性客のいる雑誌売り場の突き当たりのドアを示しました。
レジからトイレのドアまではわずかに6~7m。
ドア前にいた女性が慌てて退き、僕も雑誌をおいて動きました。
ピンクのジーパンの娘が走ってきてトイレのドアを開け、2人を急かします。
僕の目の前を2人が、通り過ぎていきます。
金髪の娘が一緒に歩きながら小さな声で「がんばれ、がんばれ」と励ましていました。
ユキは、唇を噛み締めて、少しずつ進んでいきます。
一つ奥の陳列だなの向こうから男性客が覗きこんでいました。
(そりゃ、気になるよな…普通の人でも)
手を伸ばせばドアに届きそうなほど近づいたとき、
待ち構えていたピンクのジーパンの娘が手を貸して、ユキはトイレの中に消えました。
棚の向こうから見ていた男性は、レジをすませて出て行き、女性客は少しドアから離れたところで、
また立ち読みをはじめたようでした。
僕は後が気になったので、雑誌に目を落とす振りをしながら、2人の娘が見える位置に動きました。
2人は僕から見て2mくらいのところで話しています。
「ふぅ、ギリギリセーフってとこかな」
「うん。やっぱさぁ、混んでるからって、我慢しようってのが無理あったんだよ」
「ちょっと、遅くない?まさか間に合わなかったんじゃ…!?」
「ねえ!大丈夫?」
なかなか出てこないユキを心配して、ノックしています。
すると少しだけドアが開き、由紀が外を覗くようにして顔を出しました。
しきりと周りを警戒している様子で、
2人を呼び(ミカとマユと呼んでいるのが聞こえたが、どっちがどっちなのかは不明)
こっちに聞こえないように囁いていました。
金髪の娘がレジに走り、何かを持ってきて、ドアの隙間から渡したようでした。
数分後…
ドアが開き、由紀が姿を見せました。
ビクビクと周囲を窺い、他の2人にすがるような視線を向けています。
右手に白いビニール袋を、クシャクシャに丸めて握っていました。
2人は何事かユキに話しかけ、ユキはうなずいて外に出て行きました。
今度は2人がトイレに入るつもりのようでした。先にピンクのジーパンの娘が入りました。
あまりにユキがピンチに見えて、他の2人はほとんど見ていませんでしたが、
改めて見てみると、他の2人も我慢していたらしく、
しきりにキャミソールの裾を引っ張っています。
身体を前後にゆらし、ときどき裾の上から”女の子”も触っているようです。
いくらもしないうちに、立ち止まっていられなくなり、店の中をウロウロし始めました。
気にはなるけど、様子を窺っていることを悟られるのはまずいので、
外のほうを見ることにしました。
由紀は店に背を向けて立っていたので、どんな表情をしているのかは判りませんでしたが、
なにか寂しそうにも、不安そうにも見えました。
空いてるほうの手でワンピースのお尻のあたりを、しきりと触っているようでしたが、
黒のワンピース、しかも夜中とあって、残念ながら染みを確認することはできませんでした。
そうしているうちに、トイレが空き、金髪の娘が何か文句を言いながら、入れ替わりに
入りました。
出てきたジーパンの娘が、僕の横を通り過ぎ、外に出ました。
僕もごく自然に続いて出ると、2人が話す声が聞こえました。
「ねぇ、平気かなあ(涙声)わかんないよね?」
「大丈夫だよ。ちょっとだし…暗いから」
「泣かないでよ。こんくらいでさぁー」
……国道沿いのコンビニって、案外こういうこと多いのかも?
夜10時すぎくらいだったかな、コンビニへ買い物に行ったときでした。
その店は、駅前商店街とも近い大きな道路に面していました。
雑誌売り場から外が見えるような配置になっていて、前の交差点の様子がよくわかります。
立ち読みしながら何気に外を見ると、ちょうど交差点の信号が青から赤へ変わるところでした。
点滅し終わる前にって、走ることありますよね。
ちょうどそんなかんじで、20前後の女の子が3人、駆けてくるのが見えました。
ショッキングピンクのジーンズをはいた、いわゆるガングロの娘。
うす紫のキャミソールを着て、ショートの髪を金色にした娘。
黒のワンピースにパールホワイトのハイヒール、大人っぽいロングヘアの娘。
ピンクのジーパンの娘はスニーカー、金髪の娘は底上げのサンダルでした。
ずいぶん目立つ色合いだなと思って、何気なく眼で追っていました。
小走りに渡ると、まっすぐこっちへ来るのですが、なにか3人の様子がおかしいのです。
店の前まで来て、黒ワンピの娘が急に、つらそうに立ち止まってしまったのです。
腰をほとんど直角に近いくらいに曲げて、今にも前のめりに倒れてしまいそうでした。
他の2人は、両側から心配そうに声をかけています。
最初、酔って気分が悪いのかなと思いました。
蛍光燈に照らされたその娘の顔色が真っ青に見えたからです。
(吐くんならそんな真っ正面でやらないで、陰のほうにしろよな)などと思いましたが、その時…
ピンクのジーパンの娘がドアを押し開け、店内に入ってくるなり
「すいません!トイレどこですか?!!」と聞いたのです。
店員は突然大声で話し掛けられて、一瞬面食らった様子でしたが、
”一般のお客にトイレは貸せない”といった類のことを言い、言い争いが始まってしまいました。
(店の真ん前で吐かれるよりいいんじゃないか?)と思いながら、外の2人を見ると、
ワンピの娘がドアの取っ手にしがみつくようにして立ち上がろうとしている所でした。
そこへ店員といい争う声が一段と大きく、僕の耳にとび込んできました。
「だからぁ~(怒)規則がどうとか言ってる場合じゃないんだって~!
もー!あれ見てわかんないの!?ユキおもらししそうなのにぃ!」
僕は思わず、ユキと呼ばれたワンピの娘のほうへ思いっきり振り向いてしまいました。
ドアにつかまってやっと立ち上がったユキは、金髪の娘の腕にしがみついて、店内に入ってきました。
確かに言われてみれば、極端に内股だし、前かがみに下腹部を庇ってやっと歩いていました。
よろよろと足元も危なっかしい様子と、騒ぎで他の客も気がついてしまいました。
(僕の他に20代の男1人、30代の女性1人しかいませんでしたが)
騒然となる店内!
そのせいでか、頑固な店員もヤバいと思ったのでしょうか。
慌てて、僕と女性客のいる雑誌売り場の突き当たりのドアを示しました。
レジからトイレのドアまではわずかに6~7m。
ドア前にいた女性が慌てて退き、僕も雑誌をおいて動きました。
ピンクのジーパンの娘が走ってきてトイレのドアを開け、2人を急かします。
僕の目の前を2人が、通り過ぎていきます。
金髪の娘が一緒に歩きながら小さな声で「がんばれ、がんばれ」と励ましていました。
ユキは、唇を噛み締めて、少しずつ進んでいきます。
一つ奥の陳列だなの向こうから男性客が覗きこんでいました。
(そりゃ、気になるよな…普通の人でも)
手を伸ばせばドアに届きそうなほど近づいたとき、
待ち構えていたピンクのジーパンの娘が手を貸して、ユキはトイレの中に消えました。
棚の向こうから見ていた男性は、レジをすませて出て行き、女性客は少しドアから離れたところで、
また立ち読みをはじめたようでした。
僕は後が気になったので、雑誌に目を落とす振りをしながら、2人の娘が見える位置に動きました。
2人は僕から見て2mくらいのところで話しています。
「ふぅ、ギリギリセーフってとこかな」
「うん。やっぱさぁ、混んでるからって、我慢しようってのが無理あったんだよ」
「ちょっと、遅くない?まさか間に合わなかったんじゃ…!?」
「ねえ!大丈夫?」
なかなか出てこないユキを心配して、ノックしています。
すると少しだけドアが開き、由紀が外を覗くようにして顔を出しました。
しきりと周りを警戒している様子で、
2人を呼び(ミカとマユと呼んでいるのが聞こえたが、どっちがどっちなのかは不明)
こっちに聞こえないように囁いていました。
金髪の娘がレジに走り、何かを持ってきて、ドアの隙間から渡したようでした。
数分後…
ドアが開き、由紀が姿を見せました。
ビクビクと周囲を窺い、他の2人にすがるような視線を向けています。
右手に白いビニール袋を、クシャクシャに丸めて握っていました。
2人は何事かユキに話しかけ、ユキはうなずいて外に出て行きました。
今度は2人がトイレに入るつもりのようでした。先にピンクのジーパンの娘が入りました。
あまりにユキがピンチに見えて、他の2人はほとんど見ていませんでしたが、
改めて見てみると、他の2人も我慢していたらしく、
しきりにキャミソールの裾を引っ張っています。
身体を前後にゆらし、ときどき裾の上から”女の子”も触っているようです。
いくらもしないうちに、立ち止まっていられなくなり、店の中をウロウロし始めました。
気にはなるけど、様子を窺っていることを悟られるのはまずいので、
外のほうを見ることにしました。
由紀は店に背を向けて立っていたので、どんな表情をしているのかは判りませんでしたが、
なにか寂しそうにも、不安そうにも見えました。
空いてるほうの手でワンピースのお尻のあたりを、しきりと触っているようでしたが、
黒のワンピース、しかも夜中とあって、残念ながら染みを確認することはできませんでした。
そうしているうちに、トイレが空き、金髪の娘が何か文句を言いながら、入れ替わりに
入りました。
出てきたジーパンの娘が、僕の横を通り過ぎ、外に出ました。
僕もごく自然に続いて出ると、2人が話す声が聞こえました。
「ねぇ、平気かなあ(涙声)わかんないよね?」
「大丈夫だよ。ちょっとだし…暗いから」
「泣かないでよ。こんくらいでさぁー」
……国道沿いのコンビニって、案外こういうこと多いのかも?
コメント:
コメントの投稿
トラックバック: