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高校の授業中に

高校に入ってまだ間もない6月頃だったと思います。3時間目の授業は淡々と話をするだけでした。
すると、右斜め前の女の子が、一瞬スッと膝を伸ばし20cm程腰を浮かしました。もしかしたら、トイレにいこうと
してるのかな?と、ふと思いましたが、その後15分位はじっとしていたので、勘違いか・・と考え直しました。

そして、更に10分位経過したとき、私の視野に細い水流が飛び込んできました(確か授業終了の5分位前でした)
あっと、思ってその水流をたどると、さっきの女の子の椅子の足から伝わっているものでした。それは、まぎれも
なく、彼女が我慢しきれずに漏らしたおしっこでした。

多分、もう全て漏らし切った後のようで、その後さらに彼女の椅子から流れることはなかったですが、その水流は
相変わらずゆっくりと後方に移動していて、椅子から周期的にゆっくりと水滴がしたたっていました。
斜め後ろからなので、彼女の表情はわかりませんでしたが、普段しているメガネを外してずっとうつむいていました。
当然、彼女の後ろの方は数人気付きましたが、小学生の時みたい『○○さんがおしっこ漏らしましたー』とは誰も
言えません。何だか見て見ぬ振りをしているようでした。

授業が終わると、先生はそそくさと教室を出ていきました(多分気付いてた)
彼女は、先生が教室を出たのとほぼ同時に立上り、早足で去っていきました。彼女が立上ったときの、お尻が
ぐっしょりと濡れて更に深い紺色になっている姿は忘れられないと思います。
多分、彼女は、いったんはトイレの許可を取ろうとして席を立ちかけたけど、やはり恥ずかしくてそのまま我慢と
いう道を選んでしまったようです。
彼女が出たあと、教室内ではちょっとしたパニックになっていましたが、中傷するものはいません。正義感の強い
女の子がすぐに雑巾をもってきて、椅子の下の水たまりや椅子に残った少量のおしっこを拭き取っていました。
その後、私がトイレにいくと、女子トイレの入り口付近で、彼女が5人位の女の子に囲まれて泣いていました。

4時限目になったが彼女はいません。あれだけ待ち望んでいたおもらしなのに、何故か興奮という感情はなく胸が
つまるような感覚があり、まともに昼飯を食べれなかった記憶があります。しかし、驚いたことに彼女は5時間目
に戻ってきたのです。靴下は脱いだ状態で、くつもスリッパに変化していました。そして、彼女は今にも泣き出しそ
うな顔をしながら、まだおもらしの後が残っている席に静かに着きました。

当時は興奮できなかったですが、その後、そのシーンばかりを思いだして今にいたっています


未分類 | [2012-10-31(Wed) 22:00:47] | Trackback:(1) | Comments:(0) | [編集]

体育倉庫に監禁されて

心地よい山桜の香りをのせて、春の風がふいた。
なびく長い髪は、グレーがかったうす茶色だ。
新しいセーラー服にそぐわない印象のカラーリング。
ちょっと服を買うだけでも電車に2時間も揺られなければ
ならないこの郊外では、沙耶香の髪はひときわ目立った。
パリパリの新しい制服に身を包んだ新入生たちの視線を一身に浴びて、
吉月沙耶香は、初めての校門をくぐった。
県立のさえない中学校。私立に入れるような頭がないのだからしかたがない。
半分は小学校からの持ちあがりで友達も多いのだが、沙耶香は何より
この田舎から抜け出したかった。
(あー、ダッサ…高校は絶対東京行ってやる…)
母親に怒鳴られながら決行したこの髪色は、そんな沙耶香のせめてもの
反抗だった。
自分が育った田舎への。自分の中の田舎臭さへの。
校庭には桜が満開で、ここもそう悪くないなと沙耶香は素直に思った。
見なれた顔も見え、田舎なりの楽しい中学校生活が思い浮かぶ。
不安など微塵もない。
大きな期待だけを胸に、新しい生活が始まる。
胸に花なんかつけられて、お利口そうな先輩と、新入生と、
校長となんだか会長のつまらない話が終われば晴れて新学期のスタート…。
…のはずだった。
体育館からわらわらと出てくる群衆の中、沙耶香だけがつかまる。
いかつい顔の、どこからどうみても体育教師。
(はぁ…やっぱね…)
「だからー、おばあちゃんがイギリス人で…」
ごつい顔はにこりともしない。
「ふざけるな!!明日までに黒くしてこい!!スカートも短いぞ!」
はーい、と言葉だけ素直に、沙耶香はその場を何とか切りぬけた。
(誰が染め直すか。小遣いはたいたのに…)
ふぅと小さくため息をついて小学校からの友達の輪に合流しようとした時、
後から声がかかった。
「ちょっと、あんた!」
(はぁぁ…お約束その2だよ…)
振り向くと、3人の女子が小柄な沙耶香を見下ろすように立っていた。
「うわ…」
(ダサ…!!)という言葉を寸前で飲みこむ。
3人そろいもそろって長いスカート。彼女達の髪型も
それはそれはなつかしのドラマなんかに出てきそうな代物だった。
(うわー…あれ、ワンレンっていうんだっけ。こっちはなんとか順子みたいな
 頭だし…。こいつなんかおばさんパーマじゃん!)
これだから田舎は、と、呆れと笑いの混じった複雑な表情を浮かべる。
(1年のくせに…とか言うんだろうなぁ…)
「あんた、1年のくせに目立ってんじゃない?」
沙耶香いわくワンレングスの女が口を開いた。
沙耶香はふき出しそうになるのを必死でこらえて答えた。
「な…何がですかー?」
おばさんパーマが歩みよって沙耶香の髪を乱暴につかむ。
「これだよ。この茶パツ!」
「わ…イタタ・・」
アッシュだっつーの…と心で思いながら、沙耶香は従順なまま無抵抗でいた。
「これ、明日までに黒くしてきな」
おばさんパーマが沙耶香の髪をつかんだまま言う。それに
ワンレンが続いた。
「明日そのままだったら、リンチだからね」
彼女達の言葉はひとつひとつがギャグのようだった。
「は、はい…すみません…」
まだ笑うな、と自分に言い聞かせ、なんとか彼女達もやり過ごした。
解放された沙耶香は、顔が笑ってしまうのをこらえきれずに
友達の輪の中へ走っていった。
たった今の、世にも愉快な体験を聞かせに。
翌朝、沙耶香は小学校時代からの友達の絵里菜と肩を並べて
学校へ向かっていた。
「ねーサヤー。その髪大丈夫なの?きのうスケ番さんたちに
 脅されたんでしょ?」
沙耶香の髪は相変わらずの色だ。
「そーそー。リンチするってね」
沙耶香は、まだ昨日のことを思い出しただけで、
ふき出しそうになってしまう。
根っからの楽天家。なんでもどうにかなるという信条で
今まで生きていた沙耶香にとって、あの程度のことは少しの
不安も呼び起こさなかった。ただ、「面白い人達」という
印象が残っているだけである。
「またー。相手はふざけてるんじゃないんだよ。
 ああいう人達って怖いんだから…」
絵里菜はまるで自分が狙われているかのように辺りを見まわして
落ち付かない。
「大丈夫だってー。相手もそのうちあきらめるでしょ」
絵里菜の心配をよそに、沙耶香は能天気だ。
学校が近づいてくる。角を曲がり校門が目に入ると、
絵里菜がぴくりと何かに反応した。
「サヤ、あれ…」
絵里菜の視線を追うと、校門脇に昨日の3人の姿があった。
昨日と同じその姿は、沙耶香にも負けないくらいの目立ちようだ。
「やばいんじゃない・・?裏から入ろっか…」
絵里菜が沙耶香を引きとめるようにして後戻りしようとした。
「いいっていいって。行こ」
沙耶香は怖いものなど何もないかのようにその校門へ歩を進めた
3人のうちのひとり、おばさんパーマの少女が沙耶香の姿を目に止める。
「あずさ、あれ!」
その声に促され、沙耶香の方に目を向けたワンレンのあずさが、
ちっと小さく舌打ちをして顔をしかめる。
かまわずに校門をすり抜けようした沙耶香に、横から声がかかった。
「吉月さーん」
突然名前を呼ばれた意外さに、沙耶香は思わず足を止めた。
「あんた有名なんだねー。1年の子に聞いたらすぐわかったよ」
あずさが沙耶香を見下ろすようにそう言った。
「昨日にあんなに言ったのにねー。ちょっとこっち来てくれるー?」
ウェーブのかかったボリュームある頭の少女が沙耶香に言った。
沙耶香が、一昔前の不良少女役のタレントを思い出したあの少女である。
猫をかぶったような口調が不気味に感じられる。
「はーい。ってことだから、絵里菜、先に行っててくれる?」
沙耶香はまだ物怖じしない様子で、明るく絵里菜に告げた。
心配そうに沙耶香を見つめる絵里菜の背中を押すようにして
彼女を先に行かせ、沙耶香は素直に先輩達の後についていった。

校舎の裏手、体育倉庫は鍵がかかっておらず、あずさが扉を開けて
沙耶香を中に押しこんだ。後に続いて3人も入ってくる。
「ちょっとー、なんですかー?私別になんにもしてないんですけどー」
薄暗い倉庫の中は独特の湿った匂いがする。
「その髪染めてこいって言っただろ?」
手を伸ばして沙耶香の髪をつかもうとするあずさの手を、今度はかわして
沙耶香は答えた。
「昨日は先輩たち怖くて言えなかったんですけどー、これ地毛なんですー。
 おばあちゃんがイギ…ぐっ」
鈍い音がして、沙耶香がうずくまる。沙耶香の細いすねにあずさのつま先が
飛んだのだ。
「へー、そうなんだー。でも目障りだから、黒くしろって言ってんだよ!」
再び、今度は頭を足の裏で蹴飛ばされて沙耶香はコンクリートの床に転げた。
「いてーなこの野郎!!」
自分でもびっくりするような汚い言葉が口から飛び出す。まともなケンカなど
したことがないが、運動神経には自信がある。3人を打ちのめすことは無理でも
誰か一人を突き倒したすきに逃げるくらいなら簡単だろうと思った。
しかし、振り上げた手はあっさりと宙で止まった。手首がきつく握り締められる。
その手をつかんでいるおばさんパーマの少女の膝が、沙耶香のわき腹に突き刺さった。
苦しさと痛みで涙がこみあげ、視界がくもる。
沙耶香は声も出せず、がっくりとうなだれた。
「おいおい洋子、気絶しちゃったんじゃないのー?」
「大丈夫だって。なんか動いてるから」
洋子はつかんでいた沙耶香の腕をぐいぐいと動かして、沙耶香の意識があるのを
確認した。
「ねー、明日には染めてくるんだろうねー?」
あずさが沙耶香の顔をのぞきこむ。沙耶香は、何かがつまったように苦しい喉から
吐息のような声を出し、かっくりとうなづいた。
「わかんないって。これくらいじゃあさー」
倉庫の奥で何かごそごそとしていたボリュームのある頭の少女が、
細いロープのような物を手にして戻ってきた。
「美紀子、何やって…んー?それでどうすんの?」
あずさが目を丸くする。美紀子はロープをひょいと掲げて答えた。
「カ・ン・キ・ン」
「じゃ、おとなしくしてなよ。うちら真面目におベンキョーしてくるから」
意地の悪い笑いを浮かべてあずさが言った。沙耶香の両手は後ろ手に結び合わされ、
余ったロープの先が柱に結わえつけられている。
「ね、これほどけないかなー?」
洋子が、沙耶香と柱との間のロープをびんびんとはじいた。
「私だって人縛ったりしたことないからねー。しかも
 頑張ったら切れそうだね…」
あずさもロープを確かめるように両手で引っ張ってみる。
「だったらさ、ほどけても逃げられないようにしとけば?」
美紀子が沙耶香の短いスカートをめくり上げた。
他の2人が、それだ!という顔をした。美紀子はためらいもせずに、
沙耶香の脇にあるスカートのフックを外し、ファスナーを下ろした。
沙耶香は必死に抵抗するが、両手を使えない状態ではかなわない。
簡単にスカートは引き剥がされ、白い下着とそこからのびるむっちりとした
太ももがあらわになった。沙耶香は思わずしゃがみこむ。
「これでいいかな。誰か呼んで助けてもらってもいいんだよ?」
美紀子が、最後にぴしゃりと沙耶香の顔を軽くはたいて3人は出口に向かった。
「男来るかもしれないけどねー」
笑い声と共に、扉が閉まって倉庫の中はいっそう暗くなった。
沙耶香は、とりあえずロープを思いっきり引っ張ってみた。
これが切れたら顔から床に突っ込むというくらいの勢いで、体重をかけて
ロープを切ろうとする。手首にロープが食い込む。柱とロープがぎりぎりと
音を立てた。
(だめだ…)
ロープが切れる前に自分の手首がちぎれてしまいそうだ。手首同士はぎっちりと
合わせられて手先はほとんど動かせず、ロープを解くことも無理なようだった。
(誰か…女の人こないかな…)
沙耶香はぺたんと床に座り、窮屈な格好のまま自分が縛りつけられた柱に寄りかかった。
膝蹴りを入れられたわき腹が、ずきずきと脈打つ回数を数えてみる。
いーち、にーい、と数を数えてみる。1000にいかないうち、馬鹿らしくて
やめる。
暗闇の中では時間の経過すらわからない。まだ数十分だろうか。
それとも、もう2時間目くらいは終わってるのだろうか。
はあとため息をつき、いっそ誰か来るまで居眠りでもしようかと考えていたとき、
外ががやがやと騒がしくなった。誰か来る。
げらげらと甲高い笑い声やぼそぼそという話し声。どうやら男子のようだ。
沙耶香は、闇になれた目で辺りを見まわした。サッカーボールが積めこまれた
カゴが目に入る。ロープは若干の余裕があり、1メートルくらいは移動できる。
沙耶香はとっさにその陰に身を隠した。
声がひときわ近づくと、ガラガラと扉が開かれた。まぶしい光がさしこみ
少しだけ風がふく。それは汗ばんだ体に心地よくもあり、また寒気を起こさせる
ものでもあった。4~5人の男子が中に入ってくるのをカゴの陰からのぞいた。
(あ、サッカーだったらヤバイな)
そんな心配もすぐに解消され、男子たちは入り口付近からハードルを持ち出すと
すぐに扉を閉めて出ていった。ふぅと軽く息をつく。
(助けてもらえばよかったかな…でも、これだし…)
小さな下着だけの下半身を見下ろし、沙耶香はもう一度ため息をついた。
(あー、誰か来てよー。暗いよ。退屈だよー。しかもなんかトイレ行きたいしー…。
 誰かー…)
もじもじと足を動かす。あの3人はいつになったら戻ってくるのだろうか。
監禁というくらいだし沙耶香を懲らしめようとしているのだから、それほど
早く来るとは思えない。
(昼休みかな。それとも放課後…)
今が何時間目だかわからないが、どちらにしてもかなり後のことのように思えた。
(あー、それまで我慢できるかな…)
次に誰か来たら男子でも助けてもらおうか。パンツ見られるよりおしっこ漏らしたほうが
恥ずかしいに決まってる。そうだ、そうしよう。
それから数十分。ハードルをしまいに来た男子生徒たちの声に、沙耶香は
扉が開く寸前に身を隠した。
(やっぱ恥ずかしいよー…)
さきほどの男子生徒たちがいなくなってから30分くらい経っただろうか。
暗闇と静寂、そして重くよどんだ空気に、なんだか気分が悪くなる。
そして限界が迫ってきた尿意。沙耶香は黙っていられず、立ち上がって
狭い範囲をうろうろと歩きまわっていた。ときおり、たまらなくなって
しゃがみこむ。その体勢でもすぐにだめになり、また立ちあがってうろうろと
さまよう。今になって、足は縛られなくてよかったと思った。
(あー…ヤバイー…どうしよ・・誰も見てないししちゃおっかな…
 でもパンツ脱げないし…)
後ろに縛られた不自由な手で、なんとか下着を下ろそうとしてみる。
後ろのゴムに手がかかるが、その手はそれ以上下がらない。くねくねと
体を動かしてみたり足を股まで持ってこようとしても、全て無駄だった。
ぴかぴかのローファーのつま先で地面をなぞる。かかとで壁をけり付ける。
ぴょんぴょんと小さく跳ねてみる。下着の中で力をこめた部分が、熱く
なってきたような感じがする。いろんな動作を繰り返しているうちに、
とうとう沙耶香の力を超えるほどの波が押し寄せた。
「あぁっ…」
沙耶香は脚をきつく閉じたまましゃがみこんだ。押し寄せる波に屈服しそうになる。
びくびくと尿道が震え、溢れ出してしまいそうなものを必死で押さえこむ。
全身に力をこめて、なんとか波が引くまで我慢することができた。
(あー…ちょっと出ちゃったかも…)
じっとりと湿ったショーツは、汗なのか尿なのかわからない。
また立ち上がった膝の裏が、お漏らししてしまったのではと錯覚するほど
びしょびしょだ。
立ったりしゃがんだり、何も考えられずにばたばたと暴れている時、
突然大きな音を立てて扉が開いた。反射的に、倒れこむようにサッカーボールの
カゴの陰に飛びこんだ。床に打った体が痛んだが、できるだけ音を立てないように
息を潜めた。それでも尿意はおさまらず、芋虫のようにうねうねと体を
くねらせた。
「あはは。なんか隠れてるー」
入り口の方から聞こえたのは、聞き覚えのある声だった。
とっさにカゴの陰から立ちあがり、大きな声をあげた。
「ちょっと!これほどいてよ!」

入り口からさしこむ光に細めた目に、3人のシルエットが浮かぶ。
太ももを合わせ、前かがみで体を揺らしながら、3人に訴える。
「ねえ、これほどいてってば!」
できるだけ気丈に叫ぶが、なさけないしぐさと一緒では全く迫力がない。
その沙耶香の姿にぴんときた表情で、あずさが口を開いた。
「そっかー。何時間も閉じ込められてたらそうなるよねー」
他の2人も心得たように笑みを浮かべる。
「どうしよっか?」
洋子が二人の顔を眺めながら、沙耶香に近づいてきた。
「この辺やばいんじゃないのー?」
洋子は脚を上げて、足の裏で沙耶香の下腹部を軽く押すようにした。
「や…」
それだけでも沙耶香は力なくうしろによろめいた。
わずかな力でも沙耶香の膀胱は悲鳴を上げる。
「お願い…お願いだから…」
沙耶香は震える声で、嘆願するように言った。たまらずにその場にしゃがみこむ。
「なんかちょっとは素直になってきたねー」
美紀子が沙耶香の目の前に立ちはだかり、お腹を踏み付けた。
それほど体重はかけられないものの、沙耶香のお腹は少しの刺激でも
敏感に感じ取る。
「や…やめて…やめてください…」
バタバタと脚で床を叩き、体をくねらせる。
「別にほどいてやってもいいけどさー」
二人の後ろからあずさが声をかけた。思わぬ言葉に、沙耶香は
顔をあずさの方に向けた。
「でも、今昼休みなんだよね。グラウンドでけっこう男子とか
 遊んでるけどー。そのカッコでトイレ行く?」
3人があざけるような含み笑いを漏らした。
「そんな…」
「ほどいてあげるからさー、そのカッコでグラウンド走りまわってよ」
あずさの言葉に、他の2人が笑う。
「スカート…返して…」
沙耶香の言葉に、あずさは「どこやった?」という表情で2人の顔を見、
2人は、「さあ?」という風に肩をすくめる。
「お願い…助けて…」
沙耶香は涙ぐんだ目で3人を見上げる。沙耶香の中では、表面張力によって
コップのふちより盛りあがった水のような状態まで尿意が高まっていた。
もうだめだ。背に腹は代えられない。
「このカッコでもいいから…ほどいてください…」
蚊の鳴くような声で訴える。
「おー、あんたやらしいねー。そんなカッコで外出るんだ?」
あずさがしゃがみこんで下から沙耶香の顔をのぞきこむ。
「お願い…早く、早く…」
表面張力の働いたコップが、右へ左へゆらゆらと揺れる。
水面が波立ち、ふちからほんの少しだけ水がこぼれる。温かい水が。
一瞬顔をこわばらせた沙耶香をにやにやと見つめながら、あずさが
言った。
「じゃあねー、パンツも脱いだらほどいてやるよ?」
「そ、そんな…」
泣きそうになって沙耶香はあずさを見つめた。
どうする?といった風にあずさも見つめ返す。沙耶香は目をそらしてうつむいた。
「だめかー。面白いと思ったんだけどなー」
あずさが立ち上がった。
「じゃ、もう少しそのままでいなよ」
「一回漏らしちゃえば素直になるんじゃないー?」
「でも漏らしたらそいつのロープほどくのやだー」
口々に言ってははははと笑い声を上げながら、3人は
倉庫を出ていった。
数分、必死に苦闘しながら体をうごめかす。
まもなく、こらえきれないほどの波が沙耶香を襲った

(ああぁ・・だめ…!)
ぺたんと床にへたり込み、正座のような体勢で体を前に倒す。
限界を感じた沙耶香はそのまま一瞬あきらめかけたが、体の中の
コップが倒れてしまう寸前、反射的に体勢を変えた。
脚を開いてしゃがむ。和式トイレの体勢だ。
とっさに、服や体を汚さないように慣れた体勢をとったのだ。
その瞬間、光がさした。なにが起こったのかすぐにはわからなかった
沙耶香のショーツに、じわっとあたたかい染みが広がった。
そして、起こったことを理解する。光は倉庫の入り口からだった。
しかし、さっきまでのように少しでは止まらない。死に物狂いで力をこめる。
なんだかためらうように、ぴゅっぴゅっと勢いを強めたり弱めたりしながら、
小さな音を立てておしっこが床に滴った。
「サヤ…!!??どうしたの!?」
聞きなれた声。逆光のシルエットを沙耶香は見上げることができなかった。
しかし、事を理解した瞬間からわかっていた声の持ち主。
5時間目、自分のクラスが体育だったことも合わせて思い出す。
「来ないで!ダメーー!!!」
うつむいたままで思いきり叫ぶ。
今や沙耶香のおしっこは、少しの抵抗も受けずにちょろちょろと溢れ出していた。
あんなに我慢していたのにどうしてというほどに、弱い勢いで流れ出す尿。
沙耶香に駆け寄ろうとした絵里菜が、沙耶香の様子に気付いて足を止めた。
後ろにいた数人の生徒も、絵里菜の横に出てその光景に気付く。
「沙耶香…やだ、なんで…」
「え…何…おしっこ…?」
辺りをはばかるような小さな声がいくつかあがる。
まだ止まらずに、水溜りの上に降り注いでいる尿。そのしぶきと沙耶香の
鮮やかな髪が、入り口からさしこむ光にきらきらと光った。
その髪の色が招いた悲劇。自分の髪を引きちぎりたい衝動がロープにはばまれる。
うつむいた顔の横に垂れた髪が光る。きれいに。鮮やかに。
憧れの都会のように。
桜も祝福してくれた、夢に見たこれからの新しい生活のように、きらきらと。



おもらし中学生 | [2012-10-30(Tue) 21:55:57] | Trackback:(1) | Comments:(0) | [編集]

バスガイドの使命

バスガイドの休憩所というのはどういうところか、みなさんはご存知だろうか。
それは、著名な観光地の駐車場などに併設された、土産物屋の奥にあるスペースだ。
観光バスの乗客がお土産を買ったり、トイレに行ったりしている間に、運転手やバスガイドはそこで休む。
休むといっても、コーヒーや煙草は後回し。
メインは勿論、トイレである。

しかし、お客様が数少ないトイレの順番を一生懸命待っているのに、
ガイドが悠々トイレを済ませるのは筋違いというもの。
そんな金とスペースがあれば客用トイレの増設にまわすべきだという意見が客から出ることは間違いない。

だから、どんなに大きい休憩所でも、バスガイド専用のトイレは、せいぜい2つしかない。

ためしに、バスがたくさん止まっているときに、休憩所を覗いてみよう。
次々とやってくるバスガイドたちは、脇目も振らずトイレの行列に加わる。
行列の末端は女の戦場。プライドと生理的欲求の葛藤がうずまく。
そして、必死で括約筋を締め付けながら、休憩時間内にやってくるかどうかわからない順番を待つのだ。
もはや尿意は極限にまで達しているが、男性ドライバーの目の前で
みっともないところを見せるわけにはいかぬ。
スカートの裾を握り、もじもじと小さく小さく足踏みしながら、列の進むのを待つ。

しかし、男子禁制の洗面所に入り、【女子便所】と書かれたドアを閉じた途端、
目にも留まらぬ速さでスカートをまくりあげ、パンティーの上から両手で股間を握り締める。
スカートをまくりあげるのは、そうしないと押さえたい部分に手が届かないからだ。
タイトスカートが恨めしい。

足踏みを大きくする者、個室のドアを激しくノックする者、
パンティーに両手を突っ込んで握り締める者、「早く!早く!」と叫び続ける者・・・

バスガイドだけの女子トイレには、むきだしの本能が陳列されている。



我慢社会人 | [2012-10-29(Mon) 21:59:41] | Trackback:(0) | Comments:(0) | [編集]

いじめられてトイレにいけず

真新しいブレザーがなんだか恥ずかしい。いつもは後ろで束ねる髪を
今日はほどいて、お姉さんみたいな髪型。胸につけられた花の下に、紅白のリボン。
恵はきゃっきゃとはしゃぐクラスメイト達に目も向けず、自分の席に座っていた。
佐野原恵の通う小学校は、県内でも有数の有名私立。ほとんどの児童が
エスカレーター式に同系の中学に進学することが約束されたこの学校では、
卒業式には中学の制服を着ることが流行というか、ほとんどお決まりの習慣だった。
今日はその卒業式。この先、メンバーも通う学校も変わらないとはいえ、
やはり一生の中では大きな舞台だ。とくにまだ小学6年生のめぐみ達にとっては。
 ただ、中学でもメンバーが変わらないというのは恵にとってはあまり
嬉しいものではない。大人しく、あまり主張することもできない性格。
小学生にしては大人びた外見と可愛らしいその顔も、同級生達の反感を買った。
クラス中というわけではないが、大半の子は話もしてくれない。
恵にかまってくれる子といえば、いじめっ子グループの悠里、真琴、千春。
学校を変わりたいと親に訴えたこともあったが、せっかくの有名私立に入学できた
ことは親にとってはかねてない喜び。その願いが許されるはずもなかった。
 そして、恵が今のクラスメイト達と離れたい理由はもう一つあった。もしかしたら、
これさえなければそれほど離れたいとは思わなかったかもしれない。
つい先月のこと。6年生にもなった恵にとっては、あれ以上の恥はなかった。
今でも一番忘れたい、悪夢のような現実。
 授業中、なんの理由だったかは忘れたが、クラスが先生のお説教を受けていた。
毎時間が担任の先生による授業である小学校のこと、小言は休み時間も関係なく
長々と続いた。そこで恵の悲劇は起こったのだった。
金谷今日子先生は、普段は温厚だ。優しくて児童の人気も高い。そんな先生も、
一旦怒り出すとなかなか止まらないのだ。ちょっと授業が騒がしかったと言う理由で
始まった先生の小言は、冬休みの宿題を未だに持ってこない子がいることや、最近の
テストの出来が悪いことまで引っ張り出して、どんどんエスカレートしていった。
「大体授業中に先生の話を聞かないっていうのはどういうことなの!あなたたちも
 もうすぐ中学生なのよ。中学に行ったら…」
先生の怒りはなかなかおさまりそうにない。そんな中、恵はつまらない小言よりも
他のことで頭がいっぱいだった。
(ああ、トイレ行きたいよぉ…)
もじもじと体を揺り動かしていた恵は、チャイムがなっても先生のお説教が
終わらないことに絶望していた。
(ダメだよ…出ちゃう…)
先生に言ってトイレに行かせてもらおうかと考える。しかし、もともと内気な恵は、
こんな状況でそれを言い出すことが出来なかった。
出口のすぐそこまで迫ってきたおしっこが、そこをこじ開けようと
いじわるに責めたてる。ぶるっと身を震わせた。
(あ、あ、漏れちゃう…)
その時、一番前の席に座ったゆかりが、すっと手上げた。
「先生…トイレ行ってきていいですか…」
一瞬、金谷先生の表情が凍り付く。
「今大事な話をしてるんです!」
「でも…」
なんだか泣きそうな表情のゆかりに、先生も助け舟を出した。
「…しようがないわね。いってらっしゃい」
席を立ったゆかりは、はずかしそうにそそくさと教室を出ていった。
そしてまた小言が再開する。
(私も…。…言えないよ…)
2人目となれば先生もすんなり行かせてくれるかも、もしかしたら小言も
終わるかもしれない。しかし恵がその口火となることは出来なかった。
当然、やがて限界が訪れる。
(あ、ああああ…)
「先生…」
恵が蚊の鳴くような声をあげる。それは先生の元まで届かず、
周りの数人だけがそれに気付き、そして異変に気付く。
ぽたぽたと、恵の椅子の下の床を濡らす液体。股を押さえたままうつむいている恵。
「先生ー。佐野原さんが…」
その日は保健室で服を借り早退、次の日、憂鬱な気持ちで教室の戸を開けた
恵は、悠里たちの恰好の標的となった。
今ではそれをネタにいじめられることも少なくなったが、それは恵の頭から
離れることのない忌まわしい体験だった。ふぅと小さなため息をつき、
これからも続くこのメンバーの学校生活を憂いていると、悠里たち3人が
恵のもとにやって来た。
「佐野原ー、いい格好してるねー」
同じく中学の制服に身を包んだ悠里たち。なんとなく3人を見上げていると、
真琴がとんと机の上に何かを置いた。
「今までいじめててごめんねー。私らももう中学生だから、
 そういうのやめるからー。お詫びにこれあげる。」
机の上に置かれたのは、500mlのお茶のペットボトルだった。
「飲んでいいよー」
わけがわからずにペットボトルと真琴の顔を交互に見つめる恵に、
千春が言った。
「これ先生に見つかったらおこられるんだからー。早く飲んじゃいなって」
悠里に促されて口をつけるが、いくらなんでもこの量は多すぎる。
しかし早くペットボトルを捨てなきゃと悠里たちに急かされて、恵は
なんとかそれを飲み干した。これを飲んでしまえば悠里たちも自分にかまわなく
なるのではと期待を込めたが、悠里たちは恵の席の前でそのまま談笑を始めた。
一気に500mlものお茶を流しこんだお腹が、たぷたぷと苦しい。
やがて金谷先生が入ってきて、最後のHRが始まった。
長い先生の話。なんだかしんみりとした空気が教室に流れる。
「それじゃあ、10時から式が始まるからね。最後に立派な姿で
 お父さんお母さんを喜ばせてあげましょうね」
その声を皮きりに、生徒たちがわーっと先生の周りに集まる。その輪に
加わらずに席を立った恵の前に悠里たち3人が立ちはだかった。
(…?)
「ねー、佐野原さぁ、中学でも同じクラスになれたらいいねー」
冗談じゃないと思いながら恵は曖昧にうなずく。その後も、なんということもない
質問や会話が続いた。話しの合間をぬってたちあがろうとしてもすぐに引き止められる。
業を煮やした恵がとうとう口にした。
「あの、ちょっとトイレ行ってくるね…」
「ちょっと待ってよー。それでさ…」
その時感じた嫌な予感は、正解だった。最後には強引に席に座らされ、
トイレに行けないままに式の始まる時間になった。
(ああ、そんな…)
廊下に整列して体育館に向かう。卒業生の入場までの間、体育館の前で
待つことになる。その間、高まる尿意を式の間中我慢できるだろうかと
恵は不安になった。そうとは言わなかったが、悠里たちはこういう
魂胆だったのだろうか。恵が忘れたい過去を、もう一度再現させようという。
まもなく扉が開いて、はなやかに卒業式が始まった。
在校生や親たちの間を通って、自分たちの席につく。
送辞、答辞、校長先生の話、PTA会長の話、全てが長く長く感じられる。
そろそろ我慢が限界に達しようかというころ、合唱が始まった。
昔ながらの「仰げば尊し」。そのゆるやかなメロディさえもが自分を
いじめているように感じる。たちあがった体勢は、よけいに恵の下半身を
刺激する。
(あー…助けてぇ…)
歌が続く間、もじもじと体の動きが止まらない。生徒たちの列の中で、周りから
見えないことをいいことに手を股間に当てる。だが、その下から溢れそうなおしっこは
その力を少しも緩めようとしなかった。長い歌が終わって、ようやく椅子に座れる。
座ると少しは尿意がおさまるが、この次はステージの上に立って卒業証書を
受け取らなければいけない。その行為に自分の下半身が耐え切れるかどうか、
恵はほとんど自信がなかった。しかし、この大舞台でそんな阻喪をすることは
絶対に避けなければいけない。あともう少しだけ、それさえ終われば、恥ずかしいが
トイレに行かせてもらうしかない。自分の後も100人以上も続くことを思うと、
それ以上の我慢は無理に思えた。なんとか自分の番を終わるまで…。
恵は祈るように自分の名前を呼ばれるのを待った。
 1組から順に、ステージに上がっていく。ステージ横でみんなのほうを向いて立ち、
名前を呼ばれて真ん中の校長先生の前へ。立ちあがると今にも漏れてしまいそうな今、
ステージ横での一呼吸が一番の難関に思える。
恵は3組の6番。あと15分程度だろうか。恵は必死で我慢を続けた。
今ならトイレに行っても間に合うかもしれない。まだ間に合うかもしれない。
そう考えている内にも時間が過ぎて行く。どうにも決心がつかないまま、
とうとう3組の1番の子の名前が呼ばれた。出席順に2列で座っているので、
3番目の子がいなくなると恵の前の席が空いた。
その椅子の背に両手を当てて、前かがみになる。
「久保田美紀子」
何度も練習した卒業証書の受け渡し。この名前が呼ばれると、自分がステージに
上がる番だ。恵は意を決して立ち上がり、ふらつく足でステージに向かった、
「河野唯」
前の子が呼ばれて、自分がステージに上がる。大勢の在校生、卒業生、父兄たちの前で、
恥ずかしいながらももじもじというしぐさはやめられない。
立ちあがった時の尿意は、自分が思っている以上のものだった。
前を向いて立ち止まると、いっそうの波が恵を襲う。気を付けで直立不動で
いなければならないのに、恵は少し前かがみのままでゆらゆらと体を揺らさずに
いられなかった。ステージの上から悠里と千春と真琴の顔が見える。
にやにやとステージ上の恵を見ている。思うつぼ、なのだろうか。
もともとざわついていた場内が、ステージに上がるとよけいにうるさく感じられる。
自分の姿を見て、みんな笑っているのではないだろうか。おしっこを我慢して
いることが一目瞭然なのかもしれない。しかし、そんなことよりも恵の下半身は
限界を迎えていた。朝に一度トイレに行っただけ。学校に来て500mlもの
お茶を飲まされ、もう2時間くらいだろうか。
(ああ…だめだ…)
びくびくと震える尿道に呼応するように、体が痙攣した。思わず股間に伸ばした手を
慌てて引っ込めて、ちらっと横を見ると前の生徒が礼をしていた。
「佐野原恵」
すぐに自分の名前が呼ばれる。脚をもじもじと動かしたいが、もう一歩も動けない。
ここから少しでも動いたら漏れてしまいそうだ。だがそういうわけにもいかず、
半ばあきらめを感じながら恵は足を踏み出した。
一歩、二歩。双眼鏡を逆に覗いたように、真ん中のテーブルが遠く見える。
ばれないように、気付かれないようにできるだけまっすぐ立ったつもりで
歩いているとき、とうとう限界の波が恵を襲った。
どくんと脈打つように拍動した尿道。それにあわせるように、恵の下着の中が
少しだけ温かくなる。
(あ、ああっ…)
頭の中でパニックが起こるが、足を止めずに歩く。ぴくん、ぴくんと脈打ちながら、
恵の下着の中に少しずつおしっこがこぼれはじめた。
やっと校長先生の前に辿り着いて、足を止めるともう限界だった。
(だめ…だめ…)
すでに容量を越えるほど濡れた下着が、これ以上は受け止め切れないというように
おしっこを通し始める。ぎこちない礼。とうとう太ももを伝いはじめる。
(あ、あ、あ…)
おめでとう、とにこやかな校長先生から証書を受け取り、膝を伝ったおしっこが
ハイソックスにしみこむ。それでもなんとか勢いを殺していたおしっこは、
そこで猛り狂った。
じゃーっと耐えかねたように溢れ出す。たまらずにしゃがみこんだ恵は、
校長に証書を手渡していた女の先生が驚いてかけよるのも、一番前に座っていた生徒が
下から指差すのも目に入らない。
わーっとざわついた体育館が、事情を理解すると同時に嘲笑と哀れみを起こす。
顔を覆って動けない恵の肩を駆け寄った女教師が抱くが、恵はどうしても顔を
あげられなかった。
おしっこが止まったお尻から、ぽたぽたとしずくがたれ落ちる。
これで二回目、それもこんな大舞台で。初めて袖を通した制服を汚して
泣きじゃくる恵。
こんなことになっちゃったら、お母さんも転校させてくれるかな…。頭の片隅で
そんなことを考え、辛かった小学校生活が頭の中でぐるぐる回る。
そうだ。卒業なんだ。今日で、みんなとお別れ。
中学校はきっとここには来ない。ぬるい水溜りの中でしゃがんだまま、
そっと仲良くもない顔たちに別れを告げる。
そう、もう誰とも会わないから。誰も知らないところに行くんだから…。
やまないざわめきをよそに、恵の中で楽しい中学校生活が始まる。
「私、佐野原恵。よろしくね」
知らないたくさんの顔が笑顔に染まる。
「え、前いたところ?忘れちゃった…」
可愛らしい顔に妬みを見せる者は、誰もいない…。


おもらし小学生 | [2012-10-29(Mon) 21:53:00] | Trackback:(0) | Comments:(0) | [編集]

家庭教師の最中に

10年前の話ですが、未だに忘れられない体験。学生(たしか一回生)のとき
家庭教師に行ったときに一度だけ限界まで我慢してしまったことがあります。
なんとなく頭痛がするからバファリンかイブを飲んでから家庭教師に行って
1時間が過ぎた頃、普通なら1時間半の指導時間が終わる頃になっても全然
行きたくないか、少し行きたくなる(じゅうぶん我慢できる範囲)くらいなのに
明らかにいつもより早いスピードで尿意が高まってきました。

後で友達に聞いたら鎮痛剤でトイレに行きたくなることはあると言った子が
何人かいたので、薬のせいだと思いますが、トイレを気にしだしてから
あっという間に尿意がきつくなり、かなり意識して我慢していました。トイレ
を借りようとなんべんも思いました。でも、その前に一度だけ用があって電話を
借りたとき(まだ携帯を持っていませんでした)リビングにお父さんや弟さんが
いて、すごく迷惑そうに部屋を出て行かれて廊下でじっと待たれたりしたことが
ありました。
家の構造上、玄関からすぐリビングに入るようになっていて、多分そこを通らないと
トイレに行けないんじゃないか(?)と思い、その日もお父さんたちがいる気配が
していたのでトイレを貸してくださいと言うのをためらっていました。
もう少しで終わるからと、必死で我慢しました。
すごい力をこめて我慢しないと我慢しきれないくらい、膀胱がギューギューと
なってくる感じで、よくおもらしの表現に決壊とかありますが本当にそんな感じ
でした。
内心すごく焦っていて、隠しながら我慢するのが辛くてしょうがなかったです。
やっと終了したときは、もうなんにもできないくらいトイレに行きたくてたまらなく
すぐに一階におりました。
そして、出てこられたお母さんに挨拶をしないといけないのですが、もれることしか
頭になくて、もれることが怖くて、今日はちょっと急ぐからと言ってすぐに玄関から
外に出ました。
本当に限界のときって、もう声が出てしまうというか声にならない声をあげて
しまいながら道を急ぎましたが、家まで我慢するどころかもう数分も我慢できません
でした。ああーああーと小さく声を出しながら、おしっこができそうな場所を見つけ
たくて目についた角を曲がったり何か隠れられそうなところを探して歩きまわり
ました。
でも多分一分もたたないうちに、もう無理だとわかり、まだ薄暗くなりはじめたばかり
の道を、(幸い人は通りかからなかったですが)あそこを強くおさえながら少し
歩いただけでおしっこが我慢できなくなってしまいました。
おさえているのに膀胱が爆発したようになり、あっと思うと「もらしたんだ」とわかり
ました。そのときお地蔵さんをまつってある小さい小屋(トタンで囲ってあるだけの
簡単なもの)の前にいて、なぜかその中に一歩入ったところで全部もらしてしまいました。
最初は前かがみで必死で押さえていた体勢でもらしてしまい、もうだめだとわかってから
おさえた手をはなしてしゃがみこみながら、おしっこが全部出てしまうまで呆然と
しゃがんでいました。下着は当然ぐしょぐしょで、下半身もぐしょぐしょ、周りにも
水が広がってしまって、本当に情けなくて動けませんでした。
そして、下着を捨てるわけにもいかず、そこからそのまま歩いて家に帰りましたが
30分もしないうちに次の尿意が襲ってきて、やはり薬のせいでおかしくなったのかと
わかりました。誰にも見られてなかったことだけは救われましたが、お地蔵さんの前で
おしっこをもらしてしまったことも気になり、次の日掃除に行きました




おもらし大学生 | [2012-10-28(Sun) 21:47:54] | Trackback:(0) | Comments:(0) | [編集]

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