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緑の少年団
中学生の時、「緑の少年団」という団体がありました。「自然保護版ボーイスカウト」みたいな
ものだったのですが、本当にボーイスカウトのような制服があり、私を含め、約30人くらいの
生徒が参加していました。
確か初夏の頃、「植樹祭」が近くの山の上であり、私たちも参加させられました。日程は、偉
いおっさんの挨拶が延々と続き、その後植樹、昼過ぎには終了というものでした。しかし、初
夏の高地は想像以上に寒く、男子は半袖半ズボン、女子は半袖にスカートの制服の私たち
は、鳥肌をさすりながら、つまらない挨拶を延々聞かされました。
始まって1時間位たったとき、となりの中2の女子が、前の友達に小声でささやきました。
「ねえ、トイレ行きたくない?」
「行きたい」
「あと2時間半もあるよ」
「休憩ないのかな」
私はドキドキしながら、彼女たちの様子をうかがっていました。
表情はだんだん険しくなり、時々体をよじったりしています。
挨拶が終わっても、休憩を挟むことなく、すぐに植樹が行われました。
彼女たちは動くことが出来て気が紛れるのか、先ほどよりは自然な表情をしていましたが、
やはり辛いらしく、動きが不自然です。
会が終了すると、彼女たちは一目散にトイレに走っていきました。
ちょうど山を下りた私たちと、トイレから出てきた彼女たちがばったり出会い、真っ赤になって
いたのが印象的です。
ものだったのですが、本当にボーイスカウトのような制服があり、私を含め、約30人くらいの
生徒が参加していました。
確か初夏の頃、「植樹祭」が近くの山の上であり、私たちも参加させられました。日程は、偉
いおっさんの挨拶が延々と続き、その後植樹、昼過ぎには終了というものでした。しかし、初
夏の高地は想像以上に寒く、男子は半袖半ズボン、女子は半袖にスカートの制服の私たち
は、鳥肌をさすりながら、つまらない挨拶を延々聞かされました。
始まって1時間位たったとき、となりの中2の女子が、前の友達に小声でささやきました。
「ねえ、トイレ行きたくない?」
「行きたい」
「あと2時間半もあるよ」
「休憩ないのかな」
私はドキドキしながら、彼女たちの様子をうかがっていました。
表情はだんだん険しくなり、時々体をよじったりしています。
挨拶が終わっても、休憩を挟むことなく、すぐに植樹が行われました。
彼女たちは動くことが出来て気が紛れるのか、先ほどよりは自然な表情をしていましたが、
やはり辛いらしく、動きが不自然です。
会が終了すると、彼女たちは一目散にトイレに走っていきました。
ちょうど山を下りた私たちと、トイレから出てきた彼女たちがばったり出会い、真っ赤になって
いたのが印象的です。
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