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いじめられてトイレにいけず

真新しいブレザーがなんだか恥ずかしい。いつもは後ろで束ねる髪を
今日はほどいて、お姉さんみたいな髪型。胸につけられた花の下に、紅白のリボン。
恵はきゃっきゃとはしゃぐクラスメイト達に目も向けず、自分の席に座っていた。
佐野原恵の通う小学校は、県内でも有数の有名私立。ほとんどの児童が
エスカレーター式に同系の中学に進学することが約束されたこの学校では、
卒業式には中学の制服を着ることが流行というか、ほとんどお決まりの習慣だった。
今日はその卒業式。この先、メンバーも通う学校も変わらないとはいえ、
やはり一生の中では大きな舞台だ。とくにまだ小学6年生のめぐみ達にとっては。
 ただ、中学でもメンバーが変わらないというのは恵にとってはあまり
嬉しいものではない。大人しく、あまり主張することもできない性格。
小学生にしては大人びた外見と可愛らしいその顔も、同級生達の反感を買った。
クラス中というわけではないが、大半の子は話もしてくれない。
恵にかまってくれる子といえば、いじめっ子グループの悠里、真琴、千春。
学校を変わりたいと親に訴えたこともあったが、せっかくの有名私立に入学できた
ことは親にとってはかねてない喜び。その願いが許されるはずもなかった。
 そして、恵が今のクラスメイト達と離れたい理由はもう一つあった。もしかしたら、
これさえなければそれほど離れたいとは思わなかったかもしれない。
つい先月のこと。6年生にもなった恵にとっては、あれ以上の恥はなかった。
今でも一番忘れたい、悪夢のような現実。
 授業中、なんの理由だったかは忘れたが、クラスが先生のお説教を受けていた。
毎時間が担任の先生による授業である小学校のこと、小言は休み時間も関係なく
長々と続いた。そこで恵の悲劇は起こったのだった。
金谷今日子先生は、普段は温厚だ。優しくて児童の人気も高い。そんな先生も、
一旦怒り出すとなかなか止まらないのだ。ちょっと授業が騒がしかったと言う理由で
始まった先生の小言は、冬休みの宿題を未だに持ってこない子がいることや、最近の
テストの出来が悪いことまで引っ張り出して、どんどんエスカレートしていった。
「大体授業中に先生の話を聞かないっていうのはどういうことなの!あなたたちも
 もうすぐ中学生なのよ。中学に行ったら…」
先生の怒りはなかなかおさまりそうにない。そんな中、恵はつまらない小言よりも
他のことで頭がいっぱいだった。
(ああ、トイレ行きたいよぉ…)
もじもじと体を揺り動かしていた恵は、チャイムがなっても先生のお説教が
終わらないことに絶望していた。
(ダメだよ…出ちゃう…)
先生に言ってトイレに行かせてもらおうかと考える。しかし、もともと内気な恵は、
こんな状況でそれを言い出すことが出来なかった。
出口のすぐそこまで迫ってきたおしっこが、そこをこじ開けようと
いじわるに責めたてる。ぶるっと身を震わせた。
(あ、あ、漏れちゃう…)
その時、一番前の席に座ったゆかりが、すっと手上げた。
「先生…トイレ行ってきていいですか…」
一瞬、金谷先生の表情が凍り付く。
「今大事な話をしてるんです!」
「でも…」
なんだか泣きそうな表情のゆかりに、先生も助け舟を出した。
「…しようがないわね。いってらっしゃい」
席を立ったゆかりは、はずかしそうにそそくさと教室を出ていった。
そしてまた小言が再開する。
(私も…。…言えないよ…)
2人目となれば先生もすんなり行かせてくれるかも、もしかしたら小言も
終わるかもしれない。しかし恵がその口火となることは出来なかった。
当然、やがて限界が訪れる。
(あ、ああああ…)
「先生…」
恵が蚊の鳴くような声をあげる。それは先生の元まで届かず、
周りの数人だけがそれに気付き、そして異変に気付く。
ぽたぽたと、恵の椅子の下の床を濡らす液体。股を押さえたままうつむいている恵。
「先生ー。佐野原さんが…」
その日は保健室で服を借り早退、次の日、憂鬱な気持ちで教室の戸を開けた
恵は、悠里たちの恰好の標的となった。
今ではそれをネタにいじめられることも少なくなったが、それは恵の頭から
離れることのない忌まわしい体験だった。ふぅと小さなため息をつき、
これからも続くこのメンバーの学校生活を憂いていると、悠里たち3人が
恵のもとにやって来た。
「佐野原ー、いい格好してるねー」
同じく中学の制服に身を包んだ悠里たち。なんとなく3人を見上げていると、
真琴がとんと机の上に何かを置いた。
「今までいじめててごめんねー。私らももう中学生だから、
 そういうのやめるからー。お詫びにこれあげる。」
机の上に置かれたのは、500mlのお茶のペットボトルだった。
「飲んでいいよー」
わけがわからずにペットボトルと真琴の顔を交互に見つめる恵に、
千春が言った。
「これ先生に見つかったらおこられるんだからー。早く飲んじゃいなって」
悠里に促されて口をつけるが、いくらなんでもこの量は多すぎる。
しかし早くペットボトルを捨てなきゃと悠里たちに急かされて、恵は
なんとかそれを飲み干した。これを飲んでしまえば悠里たちも自分にかまわなく
なるのではと期待を込めたが、悠里たちは恵の席の前でそのまま談笑を始めた。
一気に500mlものお茶を流しこんだお腹が、たぷたぷと苦しい。
やがて金谷先生が入ってきて、最後のHRが始まった。
長い先生の話。なんだかしんみりとした空気が教室に流れる。
「それじゃあ、10時から式が始まるからね。最後に立派な姿で
 お父さんお母さんを喜ばせてあげましょうね」
その声を皮きりに、生徒たちがわーっと先生の周りに集まる。その輪に
加わらずに席を立った恵の前に悠里たち3人が立ちはだかった。
(…?)
「ねー、佐野原さぁ、中学でも同じクラスになれたらいいねー」
冗談じゃないと思いながら恵は曖昧にうなずく。その後も、なんということもない
質問や会話が続いた。話しの合間をぬってたちあがろうとしてもすぐに引き止められる。
業を煮やした恵がとうとう口にした。
「あの、ちょっとトイレ行ってくるね…」
「ちょっと待ってよー。それでさ…」
その時感じた嫌な予感は、正解だった。最後には強引に席に座らされ、
トイレに行けないままに式の始まる時間になった。
(ああ、そんな…)
廊下に整列して体育館に向かう。卒業生の入場までの間、体育館の前で
待つことになる。その間、高まる尿意を式の間中我慢できるだろうかと
恵は不安になった。そうとは言わなかったが、悠里たちはこういう
魂胆だったのだろうか。恵が忘れたい過去を、もう一度再現させようという。
まもなく扉が開いて、はなやかに卒業式が始まった。
在校生や親たちの間を通って、自分たちの席につく。
送辞、答辞、校長先生の話、PTA会長の話、全てが長く長く感じられる。
そろそろ我慢が限界に達しようかというころ、合唱が始まった。
昔ながらの「仰げば尊し」。そのゆるやかなメロディさえもが自分を
いじめているように感じる。たちあがった体勢は、よけいに恵の下半身を
刺激する。
(あー…助けてぇ…)
歌が続く間、もじもじと体の動きが止まらない。生徒たちの列の中で、周りから
見えないことをいいことに手を股間に当てる。だが、その下から溢れそうなおしっこは
その力を少しも緩めようとしなかった。長い歌が終わって、ようやく椅子に座れる。
座ると少しは尿意がおさまるが、この次はステージの上に立って卒業証書を
受け取らなければいけない。その行為に自分の下半身が耐え切れるかどうか、
恵はほとんど自信がなかった。しかし、この大舞台でそんな阻喪をすることは
絶対に避けなければいけない。あともう少しだけ、それさえ終われば、恥ずかしいが
トイレに行かせてもらうしかない。自分の後も100人以上も続くことを思うと、
それ以上の我慢は無理に思えた。なんとか自分の番を終わるまで…。
恵は祈るように自分の名前を呼ばれるのを待った。
 1組から順に、ステージに上がっていく。ステージ横でみんなのほうを向いて立ち、
名前を呼ばれて真ん中の校長先生の前へ。立ちあがると今にも漏れてしまいそうな今、
ステージ横での一呼吸が一番の難関に思える。
恵は3組の6番。あと15分程度だろうか。恵は必死で我慢を続けた。
今ならトイレに行っても間に合うかもしれない。まだ間に合うかもしれない。
そう考えている内にも時間が過ぎて行く。どうにも決心がつかないまま、
とうとう3組の1番の子の名前が呼ばれた。出席順に2列で座っているので、
3番目の子がいなくなると恵の前の席が空いた。
その椅子の背に両手を当てて、前かがみになる。
「久保田美紀子」
何度も練習した卒業証書の受け渡し。この名前が呼ばれると、自分がステージに
上がる番だ。恵は意を決して立ち上がり、ふらつく足でステージに向かった、
「河野唯」
前の子が呼ばれて、自分がステージに上がる。大勢の在校生、卒業生、父兄たちの前で、
恥ずかしいながらももじもじというしぐさはやめられない。
立ちあがった時の尿意は、自分が思っている以上のものだった。
前を向いて立ち止まると、いっそうの波が恵を襲う。気を付けで直立不動で
いなければならないのに、恵は少し前かがみのままでゆらゆらと体を揺らさずに
いられなかった。ステージの上から悠里と千春と真琴の顔が見える。
にやにやとステージ上の恵を見ている。思うつぼ、なのだろうか。
もともとざわついていた場内が、ステージに上がるとよけいにうるさく感じられる。
自分の姿を見て、みんな笑っているのではないだろうか。おしっこを我慢して
いることが一目瞭然なのかもしれない。しかし、そんなことよりも恵の下半身は
限界を迎えていた。朝に一度トイレに行っただけ。学校に来て500mlもの
お茶を飲まされ、もう2時間くらいだろうか。
(ああ…だめだ…)
びくびくと震える尿道に呼応するように、体が痙攣した。思わず股間に伸ばした手を
慌てて引っ込めて、ちらっと横を見ると前の生徒が礼をしていた。
「佐野原恵」
すぐに自分の名前が呼ばれる。脚をもじもじと動かしたいが、もう一歩も動けない。
ここから少しでも動いたら漏れてしまいそうだ。だがそういうわけにもいかず、
半ばあきらめを感じながら恵は足を踏み出した。
一歩、二歩。双眼鏡を逆に覗いたように、真ん中のテーブルが遠く見える。
ばれないように、気付かれないようにできるだけまっすぐ立ったつもりで
歩いているとき、とうとう限界の波が恵を襲った。
どくんと脈打つように拍動した尿道。それにあわせるように、恵の下着の中が
少しだけ温かくなる。
(あ、ああっ…)
頭の中でパニックが起こるが、足を止めずに歩く。ぴくん、ぴくんと脈打ちながら、
恵の下着の中に少しずつおしっこがこぼれはじめた。
やっと校長先生の前に辿り着いて、足を止めるともう限界だった。
(だめ…だめ…)
すでに容量を越えるほど濡れた下着が、これ以上は受け止め切れないというように
おしっこを通し始める。ぎこちない礼。とうとう太ももを伝いはじめる。
(あ、あ、あ…)
おめでとう、とにこやかな校長先生から証書を受け取り、膝を伝ったおしっこが
ハイソックスにしみこむ。それでもなんとか勢いを殺していたおしっこは、
そこで猛り狂った。
じゃーっと耐えかねたように溢れ出す。たまらずにしゃがみこんだ恵は、
校長に証書を手渡していた女の先生が驚いてかけよるのも、一番前に座っていた生徒が
下から指差すのも目に入らない。
わーっとざわついた体育館が、事情を理解すると同時に嘲笑と哀れみを起こす。
顔を覆って動けない恵の肩を駆け寄った女教師が抱くが、恵はどうしても顔を
あげられなかった。
おしっこが止まったお尻から、ぽたぽたとしずくがたれ落ちる。
これで二回目、それもこんな大舞台で。初めて袖を通した制服を汚して
泣きじゃくる恵。
こんなことになっちゃったら、お母さんも転校させてくれるかな…。頭の片隅で
そんなことを考え、辛かった小学校生活が頭の中でぐるぐる回る。
そうだ。卒業なんだ。今日で、みんなとお別れ。
中学校はきっとここには来ない。ぬるい水溜りの中でしゃがんだまま、
そっと仲良くもない顔たちに別れを告げる。
そう、もう誰とも会わないから。誰も知らないところに行くんだから…。
やまないざわめきをよそに、恵の中で楽しい中学校生活が始まる。
「私、佐野原恵。よろしくね」
知らないたくさんの顔が笑顔に染まる。
「え、前いたところ?忘れちゃった…」
可愛らしい顔に妬みを見せる者は、誰もいない…。


おもらし小学生 | [2012-10-29(Mon) 21:53:00] | Trackback:(0) | Comments:(0) | [編集]

公衆電話で電話中に

おもらし寸前というか、結果的におもらしをしちゃった子を目撃したことがあります。
小学校5年生の時に友達と二人で下校していました。
駅の改札の前にあった公衆電話で電話をしている同級生を見かけ、遠くから見ても足をバタつかせ
モジモジしていて、片手でスカートの上からお股を押さえていました。
二人で「おしっこ我慢してるんだろうね」と言いながら通りすぎようとしたその時、
動きがぴくっと止まり、お尻を突き出すような格好でおもらしし始めました。
私たちは見ちゃいけないと思い逃げるように立ち去りました。
しかし、私は気になって友達に「ごめん、忘れ物したから先に帰ってて」と言って引き返しました。
戻ってみると、その子は水たまりを見つめて呆然としていました。


おもらし小学生 | [2012-10-18(Thu) 21:54:49] | Trackback:(0) | Comments:(0) | [編集]

初詣でのお漏らし

寒い日って嫌ですね、特に私みたいにトイレの近い女の子にとっては。
数ある失敗の中でいつもこの時期になると思い出す失敗があります。

小学六年で友達と初詣に行ったときのことです。一月一日に朝から友達と三人でちょっと離れたところの神社なので電車で行きました。
一緒に行ったのは、みかとかなこです。みんな同じクラスでした。
みかはたしか陸上部に入っていて市内の大会で入賞したほどのスポーツウーマンでした。
背も高くてそれでいて長い髪のせいか大人びた感じの子でした。
かなこは音楽部にいて歌が好きで本当に明るい子でした。
背も一番小さく妹分みたいなかんじでした。私はというと科学・天文部にいたちょっと引っ込み思案なこだったかな。なまえはももこです。
その日は私は普通のジャンパーにズボン姿でした。みかもコートでしたが下はスカートでした。かなこは綺麗な着物を着てきました。
「かなこおめかししちゃって、七五三?」
「もう!」
とかなこがみかを蹴るまねをして三人とも笑いました。

十時過ぎにその駅に着きました。その駅は普段はあまり人が利用しない小さな駅なのですが、初詣の時だけは人でいっぱいでした。
神社までなかなか進まず大変でした。
「ちょっとおなか空いたね。」とみかか言い出しました。
「そうだね、私なんか朝ごはん食べないで来たから、ペコペコ。」
私は露天のぜんざいの文字が目に入ったので「軽く何か食べる?ぜんざいなんてどう?」といいました。
「さんせー、いこいこ。」かなこに引っ張られるようにして私達はそこに入っていきました。
三人ともぜんざいを頼みました。机にはやかんに入ったお茶と塩昆布がおいてありました。
「おいしー。」かなこが言いました。
「うん、でもちょっと甘すぎない?」
「そのために塩昆布があるじゃん。」
「あ、あるほど。」
「ちょっとのど乾いちゃったやかんとって。」
「あっ待って、私もちょうだいね。」
そういって私達はぜんざいを食べ終わりました。
「おなかいっぱいになったね。」
「私なんかおなかちゃぷちゃぷ。」
「かなこはお茶飲み過ぎなんだって。」笑いながらみかが言いました。
ぜんざいを食べてたせいもあってやっとこさ境内に着いたのは十一時前になっていました。
するとかなこが、「ねえトイレ行きたくない?」と言いました。
私もさっきから気になっていたので、「お参りする前にいっとかない?」と言いました。
みかも「実は私もなんだー、いこ。」といって「お手洗い」と書いてある方に行きました。
しかしそこは仮設のトイレが三つあるだけで長い列ができていました。
「あちゃーダメだね。」
「もっとトイレつくっといてよね!」とかなこが不満そうに言いました。
仕方なく三人は境内に戻り先にお参りを済ませることにしました。お賽銭を投げて三人とも目を閉じてお願いをしました。
勉強のこと男の子とのことその頃の女の子がするであろうようなお願いを二人もしたのでしょう。
私はそれに一つだけ付け加えました、
「早くトイレに行けますように・・・・。」
おしっこがだんだんきつくなってきているのが解りました。
私は足をもじもじさせていました。目を開けると他の二人も太股を摺り合わせながらお願いをしていました。
「さ、行こ。」「ちょっと待って、おみくじぐらいひいていこうよ。」かなこの提案でおみくじをひくことにしました。
ちょっと並んでおみくじを引きました。
「やった、大吉!」嬉しかったので思わず叫んでしまいました。
「いいな、私小吉。」とみかが言いました。
「げ、私凶じゃん、縁起悪うー。」笑いながらかなこが言いました。
とみかが「どれどれ、運低し、何事も先周りしてせよか。」とかなこのおみくじを取り上げて読みました。
「もう、木にむすんどくんだから。」
そして、私達は帰ることにしました、でも膀胱がかなり重くなっているのがわかりました。
「ねえ、トイレどっかないのかなあ。」かなこは足を交差させながら歩いていました。
「私もちょっとやばいかも、でもどこもいっぱいなんじゃないかな。」
「駅は?」
「あの駅こそいっぱいじゃないの?家まで・・・・もつのかな私。」とみかが言いました。
仕方なくとりあえず駅までは行くことにしました。次第に三人とも無口になっていきました。
駅に着いたときにはもう膀胱がいっぱいに膨らんでいる感じがわかりました。
おしっこを紛らわせるためおしっこの出口を手で押さえたりしていました。
「ああ、もう漏れちゃうよー。」と言ってかなこがしゃがみ込みました。
といっても漏らすわけではなくて、私達もたまにするようにかかとでおしっこの出口を押さえているようでした。
「でも駅のトイレいっぱいだよ。とりあえず私達の駅まででも行った方が絶対早いって。」とみかが言いました。
かなこもしぶしぶ電車に乗ることにしました。
電車は当然満員です。
「あ、お願いだからももこ私のおなか押さないで・・・・。」
かなこはもう限界が近いようで中腰でおしっこの出口を両手で押さえていました。
「そんなこといったって、満員なんだからさ・・・・。」
「漏れちゃうよ!」
かなこがはんべそをかきながら叫びました。周りの人が振り返ります。
「大丈夫?」と声をかけてくれる人もいました。
「ああ、はい・・・・。」かなこは顔を真っ赤にしてうなずきました。
私達の街の駅までは20分ぐらいかかります。
正直言って、私ももうあまり我慢はできない感じでした。なぜなら何度かにわたって何滴か漏らしていました。
私でこの状況なのですからかなこはもっと危険な状態なのでしょう。
いや・・・、みかがさっきからだまりいます。右手でスカートの裾を引っ張り左手で太股をつねっていました。
恥ずかしいのかみかはおしっこの出口を押さえることはしませんでした。
「大丈夫?」
「わ、私・・・・もう、もうだめ・・・・。」みかは顔を思いっきりしかめてこらえているようでした。
「頑張ってよ!大丈夫だって、みかなら!」私は懸命に励ましました。
しかし次の瞬間、
「うう、・・・・。」とうめきながら手で顔をおさえてしゃがみ込んでしまいました。
「シャー」という音が電車の音に紛れて聞こえてきました。
周りの人が一歩離れました。
床にはみかのおしっこが広がって流れていきました。
みかはその場にへたりこんでしまいました。
「みか!みかってば!」私は自分のおしっこを忘れてみかを起こそうとしました。
みかは泣きじゃくりながらやっとの思いで立ち上がりました。
スカートはべしゃべしゃです。周りの人から「かわいそう・・・・。」と言う声が聞こえてきました。
その間かなこは自分のおしっこの我慢で手がいっぱいのようで、「大丈夫・・・・?」と絞り出すような声で繰り返すだけでした。
でもみかはしばらくすると泣きやみ、赤く腫らした目で周りの人に
「ごめんなさい!ごめんなさい!」と謝っていました。
電車はやっと駅に着きました。みかはジャンバーを腰に巻いて跡が見えないようにし、今度はかなこを励ましていました。
かなこはもう歩くのもままならない状況でみかに抱えられるようにして電車を出ました。
トイレに行くには階段を上らなくてはなりません。
私はすぐにでも駆け上がりたい気分でしたが、あんまり激しい動きをすると漏れてしまいそうなのと、かなこを捨てて自分だけ行くわけにも行かず一緒に階段を上りました。
かなこは一歩一歩ため息をつきながら登っていきました。
「ももこ先に行っていいよ・・・・。」とかなこが言い、
みかも「先に行っておいでよ。」と言ってくれましたが、みかはおもらしをしかなこもこんな状況で自分だけ助かるのは嫌な気分だったので、
「いいよ、大丈夫だから・・・・。」と強がりを言って一緒に行くことにしました。
しかし階段を半分登り終えたところで、かなこは「漏れる、だめみたい・・・・。」と言ってみかにしがみついてしまいました。
みかは必死に「もうちょっとよ、もうちょっと!」と言いましたがだめでした。
かなこの着物の裾からおしっこが流れだしかなことみかの足下に広がりました。
でもみかはよけようとせずその水たまりの中にかなこと抱き合ったままじっとしていました。
かなこは大声で子どものように泣きだしました。
みかは今度は必死にかなこを慰めていました。
しばらく呆然と三人とも立ちつくしていましたが、私は急に強い尿意に襲われ「あっ。」と声が出てしまいました。
するとみかもかなこも、「早く行ってきて!私達のことはもういいから、ももこだけでも・・・・。」と言ってくれました。
私は嬉しくて涙が出てきました。しかし同時におしっこもいよいよ流れ出る気配がしました。
私は「ありがとう!」と言って、おしっこの出口を両手で押さえ中腰で必死に階段をかけ登りました。
激しい動きをするとどうしても出てしまいます。
階段を一歩踏みしめるごとにおしっこが滲み出るのがわかりました。
でもゆっくるのぼっている余裕などありません。階段を上り終えやっとの思いでトイレに入ろうとしたときでした。
私は急に体のバランスを失いました、トイレの入り口の段差につまずいてしまったのです。
本能で手をおしっこの出口から離し前につきました。
「痛い!!」
そう叫んだときです。
今まで我慢に我慢を重ねたおしっこが一気にあふれ出るのを感じました。
パンティーにぬくもりが広がりそれがおしりから太股に伝わってきました。
「あっ、あっ、」
私は立とうとしましたが膝をうっていたので上手く立ち上がることができませんでした。
それでもなんとか個室まで行こうとしました。その間もおしっこはあふれ出続けています。
もうズボンはぐしょぐしょです。それでもなんとか個室に入りました。
鍵をかけるまもなくズボンをおろしました。しかしもうほぼ出終わっていました。
「チョロチョロ」と虚しく便器に響きわたりました。私は鍵を閉め涙をこらえながらおしっこを拭きました。
しばらくしてみかとかなこが来ました。
「あっ、ももこ間に合っ・・・・わなかったの・・・・。」二人はトイレの前のわたしのおしっこを見たようでした。
私はトイレを流し個室を出ました。
「大丈夫・・・・?」と二人が心配そうに言いました。
私は言いました、
「私は泣かなかったよ・・・。」




おもらし小学生 | [2012-10-07(Sun) 20:27:43] | Trackback:(0) | Comments:(0) | [編集]

初詣でのお漏らし

寒い日って嫌ですね、特に私みたいにトイレの近い女の子にとっては。
数ある失敗の中でいつもこの時期になると思い出す失敗があります。

小学六年で友達と初詣に行ったときのことです。一月一日に朝から友達と三人でちょっと離れたところの神社なので電車で行きました。
一緒に行ったのは、みかとかなこです。みんな同じクラスでした。
みかはたしか陸上部に入っていて市内の大会で入賞したほどのスポーツウーマンでした。
背も高くてそれでいて長い髪のせいか大人びた感じの子でした。
かなこは音楽部にいて歌が好きで本当に明るい子でした。
背も一番小さく妹分みたいなかんじでした。私はというと科学・天文部にいたちょっと引っ込み思案なこだったかな。なまえはももこです。
その日は私は普通のジャンパーにズボン姿でした。みかもコートでしたが下はスカートでした。かなこは綺麗な着物を着てきました。
「かなこおめかししちゃって、七五三?」
「もう!」
とかなこがみかを蹴るまねをして三人とも笑いました。

十時過ぎにその駅に着きました。その駅は普段はあまり人が利用しない小さな駅なのですが、初詣の時だけは人でいっぱいでした。
神社までなかなか進まず大変でした。
「ちょっとおなか空いたね。」とみかか言い出しました。
「そうだね、私なんか朝ごはん食べないで来たから、ペコペコ。」
私は露天のぜんざいの文字が目に入ったので「軽く何か食べる?ぜんざいなんてどう?」といいました。
「さんせー、いこいこ。」かなこに引っ張られるようにして私達はそこに入っていきました。
三人ともぜんざいを頼みました。机にはやかんに入ったお茶と塩昆布がおいてありました。
「おいしー。」かなこが言いました。
「うん、でもちょっと甘すぎない?」
「そのために塩昆布があるじゃん。」
「あ、あるほど。」
「ちょっとのど乾いちゃったやかんとって。」
「あっ待って、私もちょうだいね。」
そういって私達はぜんざいを食べ終わりました。
「おなかいっぱいになったね。」
「私なんかおなかちゃぷちゃぷ。」
「かなこはお茶飲み過ぎなんだって。」笑いながらみかが言いました。

ぜんざいを食べてたせいもあってやっとこさ境内に着いたのは十一時前になっていました。
するとかなこが、「ねえトイレ行きたくない?」と言いました。
私もさっきから気になっていたので、「お参りする前にいっとかない?」と言いました。
みかも「実は私もなんだー、いこ。」といって「お手洗い」と書いてある方に行きました。
しかしそこは仮設のトイレが三つあるだけで長い列ができていました。
「あちゃーダメだね。」
「もっとトイレつくっといてよね!」とかなこが不満そうに言いました。
仕方なく三人は境内に戻り先にお参りを済ませることにしました。お賽銭を投げて三人とも目を閉じてお願いをしました。
勉強のこと男の子とのことその頃の女の子がするであろうようなお願いを二人もしたのでしょう。
私はそれに一つだけ付け加えました、
「早くトイレに行けますように・・・・。」
おしっこがだんだんきつくなってきているのが解りました。
私は足をもじもじさせていました。目を開けると他の二人も太股を摺り合わせながらお願いをしていました。
「さ、行こ。」「ちょっと待って、おみくじぐらいひいていこうよ。」かなこの提案でおみくじをひくことにしました。
ちょっと並んでおみくじを引きました。
「やった、大吉!」嬉しかったので思わず叫んでしまいました。
「いいな、私小吉。」とみかが言いました。
「げ、私凶じゃん、縁起悪うー。」笑いながらかなこが言いました。
とみかが「どれどれ、運低し、何事も先周りしてせよか。」とかなこのおみくじを取り上げて読みました。
「もう、木にむすんどくんだから。」
そして、私達は帰ることにしました、でも膀胱がかなり重くなっているのがわかりました。
「ねえ、トイレどっかないのかなあ。」かなこは足を交差させながら歩いていました。
「私もちょっとやばいかも、でもどこもいっぱいなんじゃないかな。」
「駅は?」
「あの駅こそいっぱいじゃないの?家まで・・・・もつのかな私。」とみかが言いました。
仕方なくとりあえず駅までは行くことにしました。次第に三人とも無口になっていきました。
駅に着いたときにはもう膀胱がいっぱいに膨らんでいる感じがわかりました。
おしっこを紛らわせるためおしっこの出口を手で押さえたりしていました。
「ああ、もう漏れちゃうよー。」と言ってかなこがしゃがみ込みました。
といっても漏らすわけではなくて、私達もたまにするようにかかとでおしっこの出口を押さえているようでした。
「でも駅のトイレいっぱいだよ。とりあえず私達の駅まででも行った方が絶対早いって。」とみかが言いました。
かなこもしぶしぶ電車に乗ることにしました
電車は当然満員です。
「あ、お願いだからももこ私のおなか押さないで・・・・。」
かなこはもう限界が近いようで中腰でおしっこの出口を両手で押さえていました。
「そんなこといったって、満員なんだからさ・・・・。」
「漏れちゃうよ!」
かなこがはんべそをかきながら叫びました。周りの人が振り返ります。
「大丈夫?」と声をかけてくれる人もいました。
「ああ、はい・・・・。」かなこは顔を真っ赤にしてうなずきました。
私達の街の駅までは20分ぐらいかかります。
正直言って、私ももうあまり我慢はできない感じでした。なぜなら何度かにわたって何滴か漏らしていました。
私でこの状況なのですからかなこはもっと危険な状態なのでしょう。
いや・・・、みかがさっきからだまりいます。右手でスカートの裾を引っ張り左手で太股をつねっていました。
恥ずかしいのかみかはおしっこの出口を押さえることはしませんでした。
「大丈夫?」
「わ、私・・・・もう、もうだめ・・・・。」みかは顔を思いっきりしかめてこらえているようでした。
「頑張ってよ!大丈夫だって、みかなら!」私は懸命に励ましました。
しかし次の瞬間、
「うう、・・・・。」とうめきながら手で顔をおさえてしゃがみ込んでしまいました。
「シャー」という音が電車の音に紛れて聞こえてきました。
周りの人が一歩離れました。
床にはみかのおしっこが広がって流れていきました。
みかはその場にへたりこんでしまいました。
「みか!みかってば!」私は自分のおしっこを忘れてみかを起こそうとしました。
みかは泣きじゃくりながらやっとの思いで立ち上がりました。
スカートはべしゃべしゃです。周りの人から「かわいそう・・・・。」と言う声が聞こえてきました。
その間かなこは自分のおしっこの我慢で手がいっぱいのようで、「大丈夫・・・・?」と絞り出すような声で繰り返すだけでした。
でもみかはしばらくすると泣きやみ、赤く腫らした目で周りの人に
「ごめんなさい!ごめんなさい!」と謝っていました。

電車はやっと駅に着きました。みかはジャンバーを腰に巻いて跡が見えないようにし、今度はかなこを励ましていました。
かなこはもう歩くのもままならない状況でみかに抱えられるようにして電車を出ました。
トイレに行くには階段を上らなくてはなりません。
私はすぐにでも駆け上がりたい気分でしたが、あんまり激しい動きをすると漏れてしまいそうなのと、かなこを捨てて自分だけ行くわけにも行かず一緒に階段を上りました。
かなこは一歩一歩ため息をつきながら登っていきました。
「ももこ先に行っていいよ・・・・。」とかなこが言い、
みかも「先に行っておいでよ。」と言ってくれましたが、みかはおもらしをしかなこもこんな状況で自分だけ助かるのは嫌な気分だったので、
「いいよ、大丈夫だから・・・・。」と強がりを言って一緒に行くことにしました。
しかし階段を半分登り終えたところで、かなこは「漏れる、だめみたい・・・・。」と言ってみかにしがみついてしまいました。
みかは必死に「もうちょっとよ、もうちょっと!」と言いましたがだめでした。
かなこの着物の裾からおしっこが流れだしかなことみかの足下に広がりました。
でもみかはよけようとせずその水たまりの中にかなこと抱き合ったままじっとしていました。
かなこは大声で子どものように泣きだしました。
みかは今度は必死にかなこを慰めていました。
しばらく呆然と三人とも立ちつくしていましたが、私は急に強い尿意に襲われ「あっ。」と声が出てしまいました。
するとみかもかなこも、「早く行ってきて!私達のことはもういいから、ももこだけでも・・・・。」と言ってくれました。
私は嬉しくて涙が出てきました。しかし同時におしっこもいよいよ流れ出る気配がしました。
私は「ありがとう!」と言って、おしっこの出口を両手で押さえ中腰で必死に階段をかけ登りました。
激しい動きをするとどうしても出てしまいます。
階段を一歩踏みしめるごとにおしっこが滲み出るのがわかりました。
でもゆっくるのぼっている余裕などありません。階段を上り終えやっとの思いでトイレに入ろうとしたときでした。
私は急に体のバランスを失いました、トイレの入り口の段差につまずいてしまったのです。
本能で手をおしっこの出口から離し前につきました。
「痛い!!」
そう叫んだときです。
今まで我慢に我慢を重ねたおしっこが一気にあふれ出るのを感じました。
パンティーにぬくもりが広がりそれがおしりから太股に伝わってきました。
「あっ、あっ、」
私は立とうとしましたが膝をうっていたので上手く立ち上がることができませんでした。
それでもなんとか個室まで行こうとしました。その間もおしっこはあふれ出続けています。
もうズボンはぐしょぐしょです。それでもなんとか個室に入りました。
鍵をかけるまもなくズボンをおろしました。しかしもうほぼ出終わっていました。
「チョロチョロ」と虚しく便器に響きわたりました。私は鍵を閉め涙をこらえながらおしっこを拭きました。
しばらくしてみかとかなこが来ました。
「あっ、ももこ間に合っ・・・・わなかったの・・・・。」二人はトイレの前のわたしのおしっこを見たようでした。
私はトイレを流し個室を出ました。
「大丈夫・・・・?」と二人が心配そうに言いました。
私は言いました、
「私は泣かなかったよ・・・。」



おもらし小学生 | [2012-09-29(Sat) 20:54:39] | Trackback:(0) | Comments:(0) | [編集]

黄色いしみ

もう20年近く前の話。
俺は母親から用事を頼まれ、郵便局に行った。
時刻は午後2時くらいだったと思う。
(どうして中学生が平日のそんな時刻にそんな場所にいたか、
今となっては思い出せない。
たぶん定期テストの最終日か何かで学校が半日だったんだと思う)
自転車を停め、ふと見ると、道路の反対側(公園になっている)を
同級生Mさんの妹とY君の弟(ともに小2)が並んで歩いていた。
二人は何やら楽しそうにおしゃべりしながら歩いていたが、
よく見ると少女の方は、白いワンピースの上から片手で股間を
しっかり押さえており、その部分が掌よりひとまわり大きいくらいの
黄色い染みになっていた。
そこは二人の通う小学校から100mも離れていないところなので、
少女は学校を出るときには、もうちびり始めていたに違いない。
しかも、当時の女子小学生は、スカートのときはほぼ例外なく
その下に体操服の短パン(ブルマではなかった)をはいていたので、
短パンを染み透ってスカートにあんな大きな染みを作るほど
おしっこが出てしまったのなら、一番下のパンツはもう大変な
状態だったはずだ。
少女は股間を押さえたまま、公園のトイレの前を素通りして、
少年とおしゃべりしながら、子供の足なら15分はかかるであろう
家に向かって歩いていった。



おもらし小学生 | [2012-09-22(Sat) 20:22:59] | Trackback:(0) | Comments:(0) | [編集]

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